就活における自己分析について。
news.livedoor.comこの記事にはちょっと反論。
■就職活動で自己分析をするのは愚の骨頂!
先ほど、自己分析が時間のムダであることを申し上げました。自己分析の最大の問題点は「自分は何者かを探し求める」あまりに、自分を勝手に型にはめてしまうことにあります。
いやいや、違うでしょう、と。
自己分析は無駄にはならない。
それは当時自己分析せずに就活に臨んだ私が「やっとけばよかった」と痛感したことの1つだから。
確かに、自分の中だけで完結してしまっている自己分析は不十分だと思う。それだけではNGだし、そんな中途半端な"分析"で自分を型にはめるなんてもってのほか。
しかし、友人、家族、先生といった「周囲からみた自分の評価」聞いた上での自己分析というのはとても重要。
自分が欠点と思っていたことが長所だったり、逆に自信満々のポイントがケチョンケチョンにけなされたり、自分が知らない自分を知ることができるという大きなメリットがある。それをきちんと理解した上で就活に臨むのと、「取りあえず就活戦線にでてみるか」とふらっとエントリーするのでは、合コンに「普段着のTシャツサンダル」で臨むのと、ノリの利いたシャツ&手入れされた革靴で臨むくらいの差がある(当社比)。
「素の自分を理解して欲しい」なーんて、なんとも耳障りのいい言葉の裏にあるなんとも自分勝手な押しつけではNG。
面接官に貴重な時間を割いてもらっている以上、応募者も「自分はこういう人間だ」と説明できる位の最低限のマナーを身に付けておけば、短時間でもしっかり伝えるべきことは伝えられるんじゃないかなと思うわけです。
そのうえで落ちたのだったら、相性がよくなかっただけ、むしろ入社する前にわかってよかったじゃん、と。
うっかり相性の悪い会社に入社してしまうと、後が本当に悲惨だからね……特に今の日本では。
というわけで、正しい自己分析は是非積極的におこないましょう!