藤沢周平記念館@鶴岡市
山形県鶴岡市にして、鶴岡公園を散歩。藤沢周平記念館にも行きました。
また読み返したくなった。
池波正太郎は、どこか男臭い、男の意地や未練、格好悪いところもかっこいいところも、余さず描いているような気がする。男の人ってこうなのかな、と想像してみる。
司馬遼太郎は、血気盛んな若者の、みずみずしい勢いや、生臭さをストレートに描いていると感じられ、高校生の時にもっともハマった作家だった。ハラハラドキドキな時代小説を描かせたら司馬遼太郎の右に出るものがいないような...。
父の書庫にあった時代小説はたくさん読んだけど、藤沢周平の作品は、どこか女性的で、柔らかく、情緒に溢れているなぁと思う。
眼前に、情景がまざまざと思い浮かぶのだ。
いい週末でした。