学びは真似び。
「学びは真似び」というのはよく言われるが、1歳の息子を見ているとそれをまざまざと感じる。
とくに「言語をどのように習得していくのか」は見ていてとてもおもしろい。
息子の場合、ひたすら親の言うことをオウム返しにして発音のバリエーションや語彙を増やしているようだ。
例えば
母「これはおさかな」
息子「オアアナ」
(→実際こんなにはっきり発音しない。ハミングのような音の出しかたで言葉の音の高低、音階を真似している)
というように、大人の言ったことをその場で繰り返して語彙を習得しているようだ。
あと、発語できなくても大人の言うことは理解している。
いつの間にか「めめ(目)」「おはな(鼻)」「おくち(口)」「おみみ(耳)」は全部習得して指差しできるようになってる。
※息子はどちらかというと発語は遅いほうなので、同じ月齢の子供はもっと話せるようになっているだろう。
ということは、大人が「ヤバい」「マジ」とか言ってるとそのまま真似するということであって、これは恐ろしい...本当に気をつけなければならない(といっても言うようになるのだろうけど)。
子供に美しい日本語を話してほしければ、まずは大人が美しい日本語を話さなければならない。
鏡のように周囲の大人をみて、スポンジのように吸収する子供。
子供のふり見て我がふり直せ、だなぁ。