たかがフォントされどフォント。
以前編集者の端くれだったので、いかのブログを面白く拝見しました。
本のフォントが気になったので、徹底的に調べてみたら、意外な事実が判明した。|後日談追記|伊藤太一 / プロダクトデザイナー|note
全てのフォントを解明(しかも正解)しているのは本当にすごい。
フォントって、本当にたくさんあって、いつも本を作るときに迷う。
だから、デザイナーさんに依頼するだけでなく、編集者自身でもいろんなフォントで大きさ、行間、文字間をかえて様々なパターンで試す。
それだけでなく、必ず紙に出力して実際の本の大きさに切って見比べてみる。
これがめちゃくちゃ大事。
ブラウザでみているのと、実際に印刷して自然光の下で実際の本の大きさで見比べてみるのでは印象が全く違うから。これはどの単行本の編集者もやっていると思うけれど。
社内と作家とデザイナーの意見がまとまらなくてフォントで進行がつまづくことなんてざらにある。でも、この作業をないがしろにしていい本は作ることはできない。
だから、この記事でも、デザイナーさんが本当に細部にこだわって本づくりをされているのがよくわかって、うんうん、そうだよね本づくりって、と頷いてしまった。