cakesのこんな記事を拝読しました(今だけ無料)。
この記事を読んで私も、しみじみ思い出すことがあった。
夫には大きい声で言えないが、実は夫が一番好きだった男性ではない。
いっしょに家族を作っていけそうな人と結婚した。そしてそのことに一片の後悔もない。これが大前提として以下の文を書いてみる。
「好き」「愛している」「大切である」という感情を明確に分けて考えると、「好き」の感情に最も当てはまる男性は、夫の1つ前につきあった3つ年下の男性だ。
彼も結婚し、親となり、奥様と幸せそうな関係を築いている。
...ということがSNSなり本人からのLINEなりでわかるくらい、今でもよい関係でいる。
最終的に私が振られたのだが、別れた原因はよくわからない。浮気でも他に好きな人ができたわけでもなかった。結婚したかった私の気持ちが重かったのかもしれないし、この人は一緒に家庭を築けると思われなかったのかもしれない。今となっては理由などどうでも良いけれど、決定的な理由なく別れを切り出された当時は、電話の向こうで泣いてばかりいた。
でも、新しい彼を作ろうと、引きこもりがちな私が外に出ていくようになったし、結果的に沢山の人との出会いがあったり、まぁ今隣で、私のわがままを許してくれる夫がいるから、結果オーライである。
彼は、私が結婚する1年前に結婚していた。私が夫と婚約し、彼が奥さんと幸せそうな新婚生活を送っている(であろう)時期に、2度ほど彼とご飯を食べた。
そう、ご飯を食べて新婚生活について聞いて、それだけ。体の関係などもちろんない。彼は私に新しい恋人かどうかなんて、一切聞かなかったし、私も言わなかった。
ただただ、ああ、この人とつきあってよかったなと思うだけ。そしてやっぱり彼のことが変わらず好きな気持を再確認しただけだった。
でも、だからこそ今に続くいい関係が築けているのかなと思う。
男女に友情はないというけれど、唯一あるとするならば、元カレとの関係を指すのかな、と個人的には思っている。