会社という組織で仕事をしていると、正社員の他に、契約社員や、アルバイト、パートといった方々と一緒に仕事をすることも多い。
今はアルバイトさんと、ほぼ9時から17時まで一緒に仕事をしている。
アルバイトさんは、コピーを取ってくれたり、指定の大きさに加工してくれたり、文字を打ち直してくれたり、客先に荷物を手配してくれたりと、彼ら彼女ら無しでは自分の仕事がまったく捗らないだろうということは、容易に想像がつく。本当に有難く、感謝の気持ちで一杯だ。
だが、私が彼らと同じ「アルバイト」という立場で仕事をしたいかというと、答えはNOだ。
なぜだろうと考えると、やっぱり自分は誰かの指示を受けて動くより、自分でやりたい仕事をみつけて、それをこなす方がすごく好きなんだろうと思う。アルバイトの人も、自分で創意工夫ができる部分もたくさんあるだろう。ただし、正社員のそれと違って、できることの幅や、かけられるお金にどうしても制限がかかる。
交渉や打ち合わせに疲れ果て、胃が傷むような仕事が続くと、バイトさんの責任の軽さがうらやましくなることもあるけれど、彼らより多くのFeeを受け取っている以上、それに見合ったValueを生まないといけない。
私は、責任の重さを感じながら仕事をするのが好きなんだろうな。