もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

結婚とフラッシュモブ

こんな記事を読みました。

nlab.itmedia.co.jp

フラッシュモブが大嫌いで、事前に周囲にも伝えていたのにも関わらず、一生に一度の晴れ舞台で最悪なこと(フラッシュモブ)を決行され、離婚も考えているという新婦さんのお話でした。

 

いきなり話はそれますが、フラッシュモブ、みなさんやったことありますか?

私は友人の結婚式二次会での経験があります。

 しかしその時は、新郎が新婦にサプライズする、というのではなく、新郎新婦が集まってくれた友人に感謝を込めて盛り上がってもらう、というもの。なので今回のフラッシュモブの性質とは違っていたのですが、友人達の中には、もしかしたら「こういうのは苦手である」という人もいたかもしれません。その人たちには本当に申し訳ないです。

 

フラッシュモブって、やった経験がある人はわかると思いますが、タイミングがすべてで、これを外すと単なる他人を巻きこんだ悪ふざけになってしまいます。

違う場所で同じ動きをしたりするので、「前の人を見て真似してればおk」みたいなこともできないから、動きを覚えるのも大変です。

いっせいに動き出すわけじゃないから、自分がどのタイミングでどこから動くか、どんな風に動くか、一人一人がきちんと理解していないとNGなので、開場前入りで音と現場監督(笑)のもとでリハーサルも入念に。しかも着ているものはフォーマルで、履いている物は普段履かないヒールという、なかなか大変なのです。

なので、今回の実行者(義実家サイドだったようです)も、新婦を喜ばせようと一生懸命だったとお察しします。

でも、今回のような悲しい結果になってしまったのはなぜなのか。

新郎さんが、「こういうものは非常に苦手である」と言っていたのに、「とはいえ、感動してもらえるんじゃ」とたかをくくってしまったのが一番よくなかったのかなぁと思います。

 

私も、レストランなどで突如照明が落とされ、「はっぴばーすでーとゅーゆー」と店員さんがロウソクを立てたケーキを女性の前に持ってくる、というシーンをなんどか見たことがあるけれど、当事者にはなりたくないと強く思います。

公衆の面前でお祝いするのはいいけど、祝われるのはやっぱり苦手です。サプライズが苦手なのではなく“赤の他人を巻き込む”というシチュエーションがなんとも申し訳ない気持ちになってしまうのです。

 

今回の話も、決して悪気があってのことではないと思うので、できれば新郎さんと新婦さんは話し合いの場を持って、少しでも明るい方向に解決できればいいなと思いました。

※釣りではないか?という意見もあるようですが、今回は事実だとして記事を書きました。