オートクチュール展@三菱一号館美術館。
GWに1人でぷらっと美術館に行ってきました。
PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服 |三菱一号館美術館(東京・丸の内)
お世話になっている 女史(※女子ではない)にチケットを頂いたので、報告義務もあり(笑)
とても素晴らしい展覧会でした。
↑エントランス
よく利用するカフェが、併設されているcafe1894なのですが、三菱の財力のすごさを思い知らされます。岩崎弥太郎さんすごいなぁ。時代が変わっても、古くなるどころか重厚感を増し、全くあせない魅力をたたえている建築物。
そりゃ、お膝元の三菱地所は、この辺りの開発に余念がないよ、先代がいつもにらみを利かせている土地だものね。
展示品の一部です。(館内写真OKのフロアもあります)
3枚目の写真、夜会服のマント。左が1930年代のもの、右が2010年代のもの。なんと80年経ってもまったくデザインが色あせないことに驚き。よいものは継承されるのね。
温故知新という言葉を思い出しました。
最近のものもあれば、100年前のドレスもあり、流行を追いつつも、それがデザインの野暮ったさになっていないことに感動しました。プリーツ1つとっても、どうやっておりこんでいるんだろうとか、この曲線を生み出す縫製はどれほどの技術をようするか、とか、服飾に全く詳しくない私でも、感性に響くような素晴らしさがありました。
縫製すごいよ縫製。
あと、袖と肩の部分が、一番難しいんだって。
肩は曲線だからわかるんだけど、袖もなんだね。へぇぇとうなずきの止まらない展覧会でした。
いってよかった!
チケットありがとうございました。