もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

小学校1年生の頃のこと。

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※こういう教師はほんのわずかで、99%の先生は本当に熱心で真面目で頭が上がらない、ということを初めに記します。

 

わたしも、同じ体験ではないけれど、今思い返しても、社会人になって、その当時の担任の年齢になっても、本当に理解できない仕打ちを教師にされたことがあります。
余りにもショックの大きいことで、今でもありありと思い出せる体験でした。
以下すべて実体験です。

 

小学校1年のころ、国語の教科書で、「くじらぐも」というお話を習いました。
簡単なあらすじを書くと:

1年2組の体育の時間に表れた、くじらの形をした雲。
くじらは、子供達と一緒に体育の授業を楽しみ、先生と生徒たちを乗せて空の旅へ。そして四時間目が終わるころには皆を学校に戻し、空の中へと帰って行きました。

という話です。※『ぐりとぐら』でもお馴染みの、中川李枝子さんの作品だったのですね。今初めて知りました。

授業の中で、担任が「先生もくじらぐも乗れるかなぁ」と私たち1年1組のみんなに聞きました。私たちは、ちょっとぽっちゃりしていた先生だったこともあり
「先生は重いから乗れないよ〜」
「落ちちゃうよ〜」
と、笑いながら半ば冗談で答えたのですが、その答えが担任の逆鱗に触れたらしく、

授 業 ボ イ コ ッ ト さ れ ま し た 。

次の時間の頭にやってきた2組の先生から
「○○先生は、みんなが『重いから乗れないよ』って言われたのがショックで、授業に出られなくなったそうです。みなさん自習して下さい」
と告げられました。

クラスは大パニック。
それが、授業1時間ボイコットされたぐらいなら、「ああ、冗談でも『先生乗れないよ〜』なんて、言っちゃダメだったんだな」と、反省して終了したのでしょうが、なんと担任は

1 週 間 授 業 ボ イ コ ッ ト

という暴挙にでました。

冗談だと思われるかもしれません、まじで本当に教室に来なかったんです。
朝の会と帰りの会は2組の先生が、授業は、初めに他のクラスの教師が顔をだし、「計算ドリルをやってください」とか「"書き方"のノートをやってください」とかいわれて、あとほぼ放置。

繰り返しますが、

ボイコットする相手は

 

6歳と7歳の子供ですよ?
小学校1年生ですよ?
教え子ですよ?

これは後で聞きましたが、同級生はストレスで6歳で円形脱毛症になりました(本当に)。

今私は思う。

管理者である校長は何やってたんだと。
児童の授業に出てない教師が職員室にいて、何も言わないのかと。
職員室から叩きだして「授業出ろ(゚Д゚)ゴルァ」って言うべき。
職務放棄してんですよ?
何度でも言うけど、相手は大人じゃない、6歳と7歳。

社会人になって、その担任と学校の異常さが本当にわかる。
当然保護者も大騒ぎしたらしいけど、当時私は7歳。
裏でどんな話がなされていたのかは知るよしもない。

わたしは、事の次第を両親には言えなかった。
いじめられている子によくあるように「本当のことを言ったら、大好きな親を悲しませる」という恐れが、なによりも勝った。
でも、話がもれないはずがなく、最近になってようやく母親に聞いたら「あれは保護者の間でも大問題になってたよ…」と一言だけで、多くを語らなかった。
なので、もう聞かない。

いくら聞いたところで、7歳で受けた心の傷はもう直らないし、こうして思い出すことで、同じようなことはすまい、と反面教師にするだけだ。

1週間後、何事もなく担任は朝の会に出てきた。
いや、もしかしたら謝罪の言葉があったのかもしれないけど、記憶にはない。
それ以降みんなおとなしくなったけど、そのときの同級生、誰ひとり非行に走ったりせず、無事に卒業できていたのは、奇跡みたいなもんだと思う。