もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

日本のいちばん長い日。

今年で戦後70年なのですね。
中学生の時「戦後50年、世界の平和に向けて」というタイトルで夏休み作文を書き、学級代表で弁論大会に出たことを懐かしく思い出しました。あれから20年……。


お盆休み、少し実家に顔をだしたら、従姉の子ども中学2年生が来て、「ひいおじいちゃんから戦争の話を聞きたがっている」という話を従姉づてに聞いた。
その従姉も、私より8歳年上だが、祖父から戦争の話を聞いたことがないと言っていた。
私は今の時代珍しく、三世代同居だったので、父方の祖父母は非常に近しい存在。そして、戦争の話も祖父や祖母から聞いていた。
祖父母は大正生まれなので、実際に九州の連帯に所属し、遠泳で上官に沈められそうになった話や、満州に出征し、その地で終戦を迎えた大伯父の話、そして頭上をB29がかすめた祖母の話など、いろいろ聞く機会があった。
また、高校生の時、広島県で実際に被曝された語り部さんが原爆の話をしてくれたりと、直接経験をした人から話を伺う機会があったことは、本当に幸運なのだなと思う。

戦後70年と言うことは、記憶がしっかりしていらっしゃる方で80歳以上、実際に出征された方は、学徒出陣を除けば90歳を越えている。
祖父母にとっては、遠い昔のことではなく、記憶が一番はっきりとしている20代の時。
これからは、私たちがしっかりと話を伝えていかなければいけない立場であることを、胸に刻みたいと思います。