もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

ちょびっとでも興味があれば、合コンに参加した方がよいと思っています、というお話。

1位はなんと“0回”! 女子に聞いた「社会人になってから行った合コンの回数」 - エキサイトニュース(1/2)

 

え、社会人になってからの方が盛んになるもんじゃないのか、そうなのか。

 個人的には、ちょっとでも興味があったりしたら、合コンには積極的に参加したほうが良いと思っています。
未婚の男女にとって「彼氏彼女を作れるかもしれない」という最大のメリットは言わずもがななんだけど、合コンはamazonじゃなくて書店で本を買うような面白さがあるんだよね。

例えば、amazonだと「この本が欲しい」と決め打ちしてポチッとするので、他にどんな本があるのか、類書は何なのか、この著者は他にどんな本を書いているのか、というのはよほど意識して探さない限り、見つからない(今はタグ付け機能もあるけど)。
でも書店で本を買うというのは、「思いがけない」面白い本にであったり、「そもそも買うなんて思っても見なかった」意外な本を見つけることができたりする。
自分でも意識できなかった新しい世界を、「今まで気づいていなかった」本が教えてくれたりもする。

合コンて、そういう面白さにあふれているんだよ。

自分は「高身長で優しくて年下のイケメン」の男性を希望しているのに、合コンで現れた男性が「背の低い気むずかしそうなバツイチのさえないオッサン」だったりもする。街で声をかけられたら速効無視だし、婚活サイトのマッチングには間違っても引っかからないような人。

それでも、合コンは
「タイプじゃないですゴメンなさい閉店ガラガラ〜」
ってなわけにはいかなくて、その場の数時間をどうしても一緒に過ごすことになる。
ところが、話を聞くと趣味が自分と同じ漫画で、過去に1度でも結婚の決断ができたという「決断力のある」男で、めっちゃ高収入の社長だということがわかったりもする。

あれ?こんな男性も良いかも。

そういう「思っても見なかった」出会いがあることこそ面白い。
自分が知っていると思っている世界なんて、世の中にあふれている膨大な情報のほんの少しのわずかの少々なわけで、その世界だけで満足するなんてもったいないし、さえないと思っていた男性が、自分も気づいていなかった自分の魅力を引き出してくれるかもしれない。

私自身、合コンきっかけの縁に、何度救われ、何度感動させられ、何度共に汗を流す喜びを教えてもらったことか。それは会社と家と学生時代の友人の間を往復しているだけでは到底出会えなかったであろう経験であり宝物なんだよ。

「下心みえみえな集まりに行くなんて信じられない」と見下す方が、よっぽどもったいないよ。きちんとした友人に紹介してもらう大人の合コンであれば、間違いなく良い経験できる。それが悲しい経験であっても自身の教訓になり、良い思い出であれば一生の宝になる。だから、限られた人生、「思いがけない」人に出会える機会を、大切にして欲しいと思う。