もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

新成人のキャバ嬢化、ホスト化についてちょっとだけ考えた話。

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(photo by フォト蔵

成人式でしたね。
新成人の皆さま、おめでとうございます。

成人式に際し、とある友人に
「やっすいキャバ嬢みたいな頭してたなぁ」
と打ち明けたところ、
「俺もやっすいホストみたいだったw」
と暴露してくれたので、なぜ成人式はキャバ嬢ホストの集まりになるのか考えてみました。

 


キャバ嬢編:振り袖の柄が派手である→柄に負けないように頭も派手する必要がある。

これは一番まっとうな答えのような気がします。
未婚の女性の第一礼装である振り袖は、既婚女性のそれである留め袖と比べても、色も柄も派手。着物を特別なときにしか着なくなった昨今、ここぞとばかりに親も祖父母も奮発して可愛い娘、孫の為に着物を準備します。その流れで、髪型にもお金をかけるのは当然でしょう。


ホスト編:好きだった女の子に「かっこいい俺」を見せつけたい。

これは男性によく見られる現象。
小学校の時にスカートめくりをしたゆかりちゃん(誰?)や、ニキビだらけの顔で告白したミキちゃん(だから誰?)との久方ぶりの再会。ここで「ハタチになったかっこいい俺」を見てもらえなければ、もう一生声をかける機会がないかもしれません。
が、ライバルもみんな似たような格好。服装で差が付かなければ首から上で勝負するしかありません。女性のように気合いを入れてつけまつける(©きゃりーぱみゅぱみゅ)……というわけにはいかないので、ワックス&スプレーを駆使し、閣下と見間違う髪型の完成。
ポイントは前髪はナチュラルに横流し。それ以外はたんぽぽの綿毛のように逆立ててボリウムを。

もう10年たつと、遺伝子か生活環境の悪化が原因か、もう額から上のリソースが残念なことになってしまう人もいますので、今のうちにいろいろと髪型を変えて楽しんでおきましょう。

※ちなみに、ほとんどがスーツという格好の中、まれにピンクや黄色の袴、あるいはピカチュウの着ぐるみなどを着て参加する男性もいますが、そのような服装は、中学時代の人気者という特権階級のみが身にまとうことが許されます(経験上)。


10年以上前(ゲフンゲフン)の記憶をたぐり寄せても、今も昔もあつらえにそう大差ない気がします。

今回正月に帰省したとき、成人式に撮影した写真が出てきたのですが、ヒドイです。
髪型もそうですが、顔もひどい。間違いなく私なんですがw
若さはお金では買えないけれど、取りあえず人に見られて恥ずかしくない程度の容姿は、お金と時間をかけるとなんとかなるような気がする。

「10年前は良かったなぁ」と悲しまずにすんで良かった(笑)