もう40代…の、シングルマザーみなみの日記。

男児2人と元気に暮らしています。

別れは小さなエポックメイキング。

今まで4人の男性とお付き合いしたけど、そのうち3人には振られている。
初めて付き合った彼は、結構年上。海外赴任が決まった時にお別れしてしまった。
別の彼は、ちょっとオレオレな感じにグッと来て付き合ったけど、お互い「恋愛だけならいいけど、一緒に生活を送るのは難しい」からお別れ。これは私もうすうすそう思っていたからしょうがない。
一番最近まで付き合っていた彼は「自分の夢を追いかけているうちは、君との結婚は考えられない」と、お互い好きなままお別れ。これは一番辛かった。

いずれの男性も、自分とのことを真剣に考えてくれていたんだなと思うと、とてもよい交際をさせてもらっていたなと思うし、本当に彼らには感謝の言葉しかない。

1人だけ、自分から振った人がいる。

 


理由は、自分に好きな人(上の彼の1人)ができて、自分の気持ちに嘘がつけなかったから。
自分の親にも会わせていた唯一の人だったし、向こうのご両親と会食もしたし(とてもよいご両親)、つきあいはじめに一度大きなケンカをした以来、大きな波風もなくお付き合いを続けていた。でも上記の単純な理由で、自ら別れを告げてしまった。

人生に「たら・れば」はないけど、彼と別れていなければ、今頃彼と結婚していたんだろうなと思う。
国内では最高学府と呼ばれる大学を出て、合コンしたいランキングに常にランクインするような企業に勤めてもちろん高収入で性格も優しい。
ああ、私はこんな「高スペック」な男性との生活をフイにしたんだなーと(苦笑)

結果的に、この別れを選択したことが自分の小さなエポックメイキングだった。

以前とは比べものにならないほど異業種の人と交流する機会が増えたのも、自分が、本職以外で2枚目の名刺を持つようになったのも、いろんな遊びを覚えるようになったのも、この別れがあったからこそ。自分を取りまく人や知識がものすごく広がった。

この「広がり」知らなければ、それはそれで幸せだったんだろう。
専業主婦になってたかもしれないし、子育てに奮闘していたかもしれない。

今が幸せだからこそ、別れた彼にも感謝ができるし、今もたまにご飯を食べにいったりもする(向こうにはかわいい彼女もいる)。そこで近況を聞くのが楽しみになっている自分の気持ちに気がつくとき、あの時別れを選択したことは間違いじゃなかったんだなと思う。
そう思えることは本当に幸せなんだろうな。