先週は、世界に10人しかいないものづくりの技師さんと打ち合わせをしてきたのだけど、その技術があまりにすごすぎて、そのすごさをイマイチ理解していない私がとんちんかんな質問をくりひろげてしまうという失態。
同行した女史が「みなみちゃん、本当にすごい方なのよ、わかってないでしょう?」「それを思いつくこと事態がすごすぎるのよ」とのこと。反省。1つで数百から数億までの値段が付く技術。その人と直接お話ができる幸せ。しかし、反省。
それ以上に重要なのは、技師さんと打ち合わせをすること自体、本職ではできないことなのだということ。自分の知っている世界だけに留まることの、なんとつまらないことかと感じるようになってしまった。
会社と家の往復、休日ちょっと友達とランチ、旅行、美術館巡りetcなんて世界ではまったく満足できなくなってしまった自分がそこにいる。本職以外にここまでのめり込めるものができた幸せと、多忙さの中に身を埋めつつ、あともうちょっと、今がふんばり時なんである。